旅人を迎える、小さな明かりの宿

平川みほ

ファームインTorch
平川みほ

1974年東京生まれ。20代の頃、中国、台湾、沖縄を巡る自転車の旅に出たことがある。現在も自転車が好き。新潟県の佐渡から、2012年に鶴居村へ移住。「道東は、野生動物の聖地」と話す。中でも馬には特別な思い入れがある。2014年から、ファームインTorchをスタートさせた。

圧倒的な自然に抱かれて過ごす時間

ゆるやかな坂道を上った先、小さな丘の上にちょこんと佇むファームインTorch。コンセプトは、「馬と犬とニワトリとウサギと人の、にぎやかで飾らない、いつもの暮らしにお迎えします」。平川さんにとっての鶴居村での日常こそが、旅人にとっては何よりも魅力的な体験に繋がります。

 移住者でもある平川さんが話してくれた、さまざまな鶴居村の魅力。「圧倒的な広さ、本当の暗闇の中で見上げる星空、人工的な音が聞こえない世界。私自身、今まで経験したことのなかったことです」。この地を訪れた旅人たちと一緒に、ここに流れる時間そのものを共有しながら過ごせることが、とてもうれしいのだと平川さん。夏になると、敷地内を流れる沢の付近をホタルが舞い飛ぶ光景を目にできることもあるそうです。

 一棟貸しタイプのコテージの窓の外には、なだらかな丘が広がっています。柵の向こうでのんびりと草を食むのは、数頭のどさんこ(北海道和種馬)たち。平川さんは宿業の傍ら、馬の繁殖・生産も行っているのです。旅人の中にも馬好きが多く、ブラッシングをしたり、エサをやったりと思い思いに触れ合っているそう。また、放牧地内の林にはハンモックがかけられていて、晴れた日には本を読んだり昼寝をしたりと、ゆったり過ごせます。時には馬たちが興味津々に顔を覗き込んで来たり。
 自然のリズムに身体と呼吸を添わせて過ごすこと。何もしない、贅沢な時間です。


大きな窓と、薪ストーブ。パチパチと薪が爆ぜる音に、心癒やされます。


人懐っこいどさんこたち。繁殖も行っているため、小さな子馬にも会えるかも。

外観イメージ図/ファームイン トーチ

鶴居村字雪裡原野北26線西13-3

TEL/FAX: 0154-64-2595

村人の声

鶴居村観光協会 鶴居村農泊宣言。